政経倶楽部【東京】 政経倶楽部設立10周年記念例会・懇親会 6/14土
日時：2014年6月14日 開会：～ （開場：）会場：ルポール麹町 東京都千代田区平河町２－４－３ ＴＥＬ03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
政経倶楽部の原点・大局・本氣・徹底（げんてん・たいきょく・ほんき・てってい）～経営者に求めるもの
一般社団法人 政経倶楽部連合会 設立10周年記念例会（第114回）
「政経倶楽部～これまでの10年、これからの100年」
■講演
林 英臣氏 政経倶楽部連合会主席顧問・日本政経連合総研理事長
「政経倶楽部の原点・大局・本氣・徹底（げんてん・たいきょく・ほんき・てってい）～経営者に求めるもの」
【プロフィール】
昭和32年浜松市生まれ。57歳。
松下政経塾一期生。東洋・日本思想家。林英臣政経塾塾長。
松下幸之助翁の直弟子とし「政治家天命講座」を主宰し、その指導の下、約100名の地方議員や首長（和泉市長・鎌倉市長・美濃加茂市長）など、有為の若手政治家が多数育っている。
また、平成24年の衆院選では塾士・塾員から5名が当選した。
的確な将来予測は、時代を先駆ける経営者の指針とされ、また論理的かつ情熱的な講義には定評がある。昨今では平成の安岡正篤や中村天風ともよばれる。
http://www.hayashi-hideomi.com/
●「原点・大局・本氣・徹底」は、人物育成の基本
今日の演題の、「原点・大局・本氣・徹底」とは、私が10年以上前から提唱している、人物育成の基本となる考えだ。
私は、東洋・日本思想家として、歴史上の人物の研究をしてきた。
そこで、気づいたことは、活躍する人には、はずしてはならないポイント、共通点があるということだ。
それを、集約したのが、この原点・大局・本氣・徹底だ。
実は、この、原点・大局・本氣・徹底を、最初に用いたのは、会津藩の藩校、日新館で行われた、小学生高学年と中学生向けの、志の大切さを伝える講義だった。
これから人間力を養っていく子供たちに、いかにして志の大切さを伝えたらよいか、どうしたらわかりやすく説明できるかを、苦心して考えているうちに、ふと「人間を大きな木に置き換えて説明したらどうか」と、講義の直前にひらめいたのだ。
ひらめいた時に、これまで多くの歴史上の人物を私なりに探求してきた内容と、その大木のイメージがぴたりと一致し、今日お話する、原点・大局・本氣・徹底というものができあがった。
元々は、小中学生のためにできあがったものだが、むしろ、高校生、大学生、さらに経営者の皆さん、そして政治家の皆さんに、これを用いてお話したところ、実にぴったりくることがわかり、私の講演演目のなかでも、一番の柱として、皆さんに語り続けているものである。
●種は「原点」、根は「大局」、幹は「本氣」、枝葉は「徹底」
人生を大木に例えてみよう。
まず、「原点」は種。種があってこそ芽が出て幹となる。何のため、誰のために行っているのかということが一番の大元だ。「大局」は根の広がり。根っこが張ったところまでセンサーが働き、我が事と思えるようになる。幹は「本氣」だ。これをやるために自分は生まれたのだ、という本氣を幹として立てていき、そこから枝葉が広がる。枝葉は「徹底」。知恵を使い、工夫し、衆知を集めながら繁栄していく。
今日は、政経倶楽部の原点・大局・本氣・徹底を考えるパネルディスカッションとのことで、まずは、私から基調となるお話をさせていただく。
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