政経倶楽部【東京支部】第236回例会(朝食会) 10/3 木 のご案内
日時:2024年10月3日 開会:AM 8:00~AM 10:00 (開場:AM 7:30(※Zoom待機室開放:AM7:50))会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
激闘!関東三国志 北条氏康・武田信玄・上杉謙信の夢と挫折
■講演 松沢 成文 氏 参議院議員 日本維新の会(神奈川県選挙区)
【松沢成文(まつざわしげふみ)氏 プロフィール】
1958年(昭和33年)神奈川県生まれ。現在66歳。
慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、松下政経塾に入塾(3期生)。
1987年、神奈川県政史上 最年少の29歳で、神奈川県議会議員に初当選。
1993年、35歳で衆議院選挙に初当選、3期。
2003年、45歳で神奈川県知事選挙初当選。2期8年でマニフェスト83%達成。
2013年、参議院選挙当選。2019年再選(日本維新の会)。2022年当選(3期目)。
現在、懲罰委員会委員長、 外交防衛委員会、消費者問題に関する特別委員会、に所属。一般社団法人 首都圏政策研究所代表理事。
一般社団法人 スモークフリージャパン代表理事。
主な著書
『教養として知っておきたい二宮尊徳』(PHP新書2016年)
『始動!江戸城天守閣再建計画』ワニブックスPLUS新書2016年)
『横浜を拓いた男たち』(有隣堂2019年)
『北条五代、奇跡の100年』(ワニブックスPLUS新書2021年)
『激闘!関東三国志 氏康・信玄・謙信の夢と挫折』(ワニブックスPLUS 2023年)
【目次】
●歴史教育改革①神奈川で高校日本史必修化②全国高校で新科目「歴史総合」
●『教養として知っておきたい二宮尊徳』ロングセラー8刷に大谷翔平を加筆
●「日本の戦国時代にこんな面白い三国志があった!」氏康・信玄・謙信
●相模の獅子、北条氏康は、五代も続いた小田原北条の三代目、関東一円支配
●越後の龍、上杉謙信は、一代で越後の戦国大名になった実力派
●甲斐の虎、武田信玄は、守護大名であったが、三代で潰れた
●民政改革の北条氏康、戦略政治家の武田信玄、戦術戦闘家の上杉謙信
●北条氏康①基本台帳②目安箱③伝馬④楽市⑤城は総構(そうがまえ)
●武田信玄①信玄堤②甲州法度之次第③棒道④狼煙台⑤金山衆⑥風林火山
⑦人は石垣、人は城
●上杉謙信①北国船で越後上布②金山③春日山城④領土欲なき義の戦い
●情報戦 ①北条氏康「風魔一党」②武田信玄「三ツ者衆」③上杉謙信「軒猿」
●質疑応答 ①歴史から実践された政策は? ②日米地位協定について
●歴史教育改革①神奈川で高校日本史必修化②全国高校で新科目「歴史総合」
・子どもの頃から武将や偉人の伝記を読むのが好きで、歴史を勉強してきた。
・県知事になって驚いたのは、高校生が日本の近現代史を知らないこと。
・「このままでは日米が戦争した歴史すら知らない大人になってしまう」との危機感から、「高校の日本史必修化をめざそう」と決意。
・まずは文科省に訴えるも逃げ腰。ならば、「自分が神奈川県で改革しよう」。
・壁はたいへん厚かった。
・校長会は「日教組や教職員組合とのイデオロギー闘争になる」と及び腰。
・PTAまで「大学受験にない科目を増やさないでほしい」と受験至上主義。
・当初は反対だらけ。だが、「絶対あきらめない」と説得に説得を重ねた。
・教育委員会のメンバーも変え、ようやく3年後に成就した。
・神奈川県知事を辞め、参議院議員になり、いよいよ国を動かすことに着手。
・徹底的に文部科学委員会所属を所望。常にこの質問を繰り返した。
・「神奈川県で高校日本史必修化をやったよ、これは全国でやるべきだ」と。
・歴代の文部科学大臣たちは消極的だったが、下村博文大臣が理解を示され、中央教育審議会で諮問することになった。
・私は訴えた。「近現代史の授業は、日本史と世界史を縦でわるのではない。世界史の中で日本がどう近代国家をつくってきたか、を教えるべきだ」と。
・やがて中央教育審議会に理解者が出てきて、「歴史総合」という科目が2022年から導入されることとなった。
・「正論をあきらめずに言い続ければ、理解者が増え改革が進む」ことを実感。
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