政経倶楽部連合会 千葉県支部第6回例会

日時:2011年4月27日  開会:~ (開場:)
会場:ホテルニューオータニ幕張
 

杉並改革とリーダーシップ、行革成功の要諦

講演:ゲスト講師 山田宏氏  日本創新党党首 前東京都杉並区長
「杉並改革とリーダーシップ 行革成功の要諦」

□挨拶 寒竹理事長
千葉県支部長から先週現場をみてきたということで、私も4月22日、23日で現場に行っていた。ぜひ機会があったら見てきてほしい。映像とは違う、波動もにおいも違うのだ。臨場感がまさに戦場で、見渡す限り焼け野原の状態だ。
そこで何を感じるか、マスコミ等の報道で意識が変わり、日本人が覚醒するのではないかと報道されているが、何を各自が感じ取るか。
被災を受けなかった経営者は夢を持ち続けないといけない、自分たちの会社を元気にするということだ。彼らを引っ張ってくる気合がないと、この国は再生しない。
もう一つ重要なのは、政治の重要性だ。やはり民間だけではやることに限界がある。今回の被災者就職支援についても国の考え方とぶつかっている。
最終的には行政を通じて政治の協力が必要になってくる。
政経倶楽部は政治家と経営者が二人三脚でこの国を再建することが最終的な理念だ。これを言っているだけの評論化、学者はたくさんいる。実践に移す、お金と時間とエネルギーを使うことがいかに大事か。それをぜひ一緒に成し遂げ、実行に移していく会にしていきたい。


政経倶楽部連合会千葉県支部第6回例会2011年4月27日(水)
ホテルニューオータニ幕張
■講演:山田宏氏 日本創新党党首 前東京都杉並区長
「杉並改革とリーダーシップ、行革成功の要諦」

●リーダーは危機のためにある
危機でない時にはリーダーは不要だ。とりわけ役所は、平常時は係単位で仕事をしているので係長、課長さえきちんとしていれば事足りる。
しかし、このたびの大震災対応のような場合は、まず、国家、各地方自治体において、もはや前例もなく、皆で相談している時間もない。そういう中では「すべの責任は自分が負う」という覚悟を決められるリーダーが必要なのだ。

●「倒産、解雇、減給」の危機感がない役所
 役所は民間と違い危機感がない。なぜなら、倒産しない、首にならない、給与が減らないからだ。私は11年間、区長を務めた。当初は、「おはよう」と挨拶しても、椅子で足を組んだまま黙っている職員もいた。こういうところでのリーダーシップはなかなか難しい。それを踏まえてお話を聞いていただきたい。

●「杉並を日本のモデルに」~杉並区長になった経緯
 私は93年に国会議員になったが、95年に落選、99年4月に区長になった。そもそも区政には関心がなかった私が決意に至ったのは、

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