政経倶楽部【東京】第178回例会(朝食会) 10/3 木
日時:2019年10月3日 開会:~ (開場:)会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
「日本のメディアの現状・海外への情報発信の必要性」
■太田英昭氏 産経新聞社 顧問 ジャパンフォワード推進機構 代表理事
「日本のメディアの現状・海外への情報発信の必要性」
【太田 英昭(おおた ひであき)氏プロフィール】
1946年(昭和21年)北海道千歳市生まれ
1969年 中央大学法学部卒業、フジテレビジョン入社。
取締役、常務取締役、専務取締役などを経て
2013年 フジ・メディア・ホールディングス代表取締役社長
2015年 産経新聞社代表取締役会長
フジ・メディア・ホールディングス特別顧問
2017年 産経新聞社取締役相談役
一般社団法人ジャパンフォワード推進機構 代表理事
2019年 産経新聞社顧問
【JAPAN Forward(ジャパンフォワード)】
https://japan-forward.com/
インターネット上の英語ニュース・オピニオンサイト。主体は産経新聞の記事。
2017年6月「良識ある日本の声を世界に届けたい」との思いで船出した。
運営は、一般社団法人ジャパンフォワード推進機構。
今日は、いま日本のメディア(新聞とテレビ)はどうなっているのか、日本の海外発信力はどうなっているのか、について、また実際に自分で英語ニュースサイトも始めているので、その現状についてお話したい。
●新聞は、重要な基幹インフラとしてのメディア
10月1日の消費税増税で、新聞には軽減税率が適用された。当日の朝刊各紙には次のような「新聞協会見解の全文」が掲載された。
【(前略)新聞に8%の軽減税率が適用されることになりました。私たちは報道・言論により民主主義を支え、国民に知識・教養を広く伝える公共財としての新聞の役割が認められたと受け止めています。(中略)最近では、不確かでゆがめられたフェイクニュースがインターネットを通じて拡散し、世論に影響するようになっています。そうした中で、しっかりとした取材に基づく新聞の正確な記事と責任ある論評の意義は一段と大きくなっています(後略)】
多少偉そうに、思われそうな内容だが、一つの信念とプライド、そして説明責任という意味で、新聞協会は見解を発表した。
いまや新聞やテレビは、オールドメディアと言われたり、マスゴミと揶揄されることもある。これは、慰安婦報道などについての某新聞の大誤報によって日本に対する誤解が世界中にはびこることになってしまったことも大きな要因だと思う。
しかし、日本という民主主義の国家の中で、“新聞は重要な基幹インフラとしてのメディア”だという信念を持って、頑張ろうと思っている人たちもいる。このことは、是非、心に留めておいていただきたい。
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