政経倶楽部【東京】第155回例会(朝食会) 11/2 木

日時:2017年11月2日  開会:~ (開場:)
会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
 

なぜ、今 憲法改正か

■講演 山田 宏 氏  自由民主党 参議院議員 (全国比例区)

「なぜ、今 憲法改正か」


【プロフィール】

昭和33年(1958年)1月8日東京都生まれ(59歳)
京都大学法学部卒業。松下政経塾第2期生。東京都議会議員(2期)
衆議院議員(2期)。杉並区長(3期)。平成28年(2016年)7月より現職

<自民党役職>   
外交部会 部会長代理
安全保障と土地法制に関する特命委員会 委員長代理
法務・自治関係団体委員会 副委員長
領土に関する特命委員会 幹事

<参議院所属委員会>
法務委員会 筆頭理事    
予算委員会
沖縄及び北方領土に関する特別委員会 理事

公式URL https://www.yamadahiroshi.com/


●「憲法があるために日本は北朝鮮の奴隷になる」

今、「憲法があるために日本は滅びる」という状態になりつつある。
眼前の脅威は、北朝鮮だ。有事ぎりぎりまできた。
9月に私は、岸信夫衆議院議員(安倍首相の実弟)と和田政宗参議院議員の3人で、ホノルルに行った。
そこでは、米国太平洋軍司令部(陸軍、海軍、空軍、海兵隊の統合司令部)のハリー・ハリス司令官や米国太平洋艦隊(海軍)のスゥイフト司令官らと、それぞれかなり突っ込んだ意見交換ができた。
彼らは「20年間北朝鮮との“話し合い”という時間稼ぎの騙しに付き合った結果、大変な怪物に成長させてしまった」と反省しきりだった。
口には出さずとも、開戦の緊張感が高まっていると感じた。
米海兵隊の情報部の将校たちとは夕食を共にした。
彼らも開戦の時期が近づいているという認識をしている。
トランプ大統領もアメリカ世論も、ICBM(大陸間弾道ミサイル)が米国に届くということを認識した時、「北朝鮮問題=アメリカの問題」と捉え始めた。
ワームビア氏拘束事件も世論を後押しした。
米学生ワームビア氏は旅行先の平壌で拘束され今年6月解放され帰国したが昏睡状態で1週間後に亡くなった。 
ここで「北朝鮮=ならずもの国家」との世論が生まれた。
最近ご両親がメディアで、「息子は歯を無理やり抜かれ、爪を剥がされた」などと語るようになり、さらに反北朝鮮の雰囲気が満ち満ちてきている。
この世論を後押しに、トランプ大統領自身も開戦の気持ちでいると思う。

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