政経倶楽部【東京】第235回例会(夕食会) 9/5 木 のご案内

日時:2024年9月5日  開会:18時30分~20時30分 (開場:18時00分)
会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
 

「食からいのちを守る~ローカルフード法成立へ」

■講演 川田 龍平 氏 参議院議員(3期)立憲民主党 全国比例

「食からいのちを守る~ローカルフード法成立へ」

※ローカルフード法正式名称「地域在来品種等の種苗の保存及び利用等の促進に関する法律案」
4年越しで、2024年6月参議院で提出された https://localfood.jp/


【川田 龍平(かわだ りゅうへい)氏 プロフィール】

1976年東京都小平市生まれ、48歳。東京経済大学卒。
生後6ヶ月で血友病と診断され、政府の情報隠蔽により危険な輸入血液製剤使用でHIVウイルスに感染。
1993年「薬害エイズ事件」の国と製薬会社の責任を問う東京HIV訴訟原告に加わり、1995年3月実名を公表した直後に東京経済大学に入学。
同年7月、3500人とともに「あやまってよ'95人間の鎖」で厚生省(当時)を取り囲む。1996年3月、実質勝訴の歴史的和解を勝ち取る。
その後、衆議院議員川田悦子秘書、松本大学非常勤講師を経て、「いのちを守る国へ」をスローガンに、2007年7月東京選挙区で42年ぶりとなる完全無所属で参議院議員に当選。
現在3期18年目。

参議院厚生労働委員会筆頭理事、消費者問題に関する特別委員会筆頭理事を経て、現在、参議院行政監視委員会委員長、環境委員、拉致特別委員、党両院議員総会長。
地域循環型食システムの構築を目指してローカルフード推進プロジェクトを全国で展開、ローカルフード法の成立を目指している。
超党派・オーガニック給食議員連盟共同代表、食の安全・安心を創る議員連盟事務局長。
子どもへのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派議員連盟会長。
これまでに「東京電力福島原発事故子ども被災者支援法」「臨床研究法」「手話言語法」「動物愛護法」「成育医療基本法」など、いのちを守る多くの法案に尽力。
岩手医科大学客員教授も務める。妻は国際ジャーナリストの堤未果氏。

著書「Ryuhei: Courage to Live it -Making a World to Project Our Lives-)※日本名:「龍平 生き抜く勇気を-いのちを守る世界をつくるために-」
「この国はなぜ被害者を守らないのか」「医療格差」「誰も書けなかった国会議員の話」



【目次】

●薬害エイズ裁判勝利~「薬害をなくす制度を作りたい」と国会議員になる
●コロナワクチン~被害が甚大でも見直さず使い続ける現状
●病気にならないために、最も気をつけることは「食べ物」
●農薬の問題~他国で規制された農薬が日本では緩和され使用され続けている
●輸入頼みの農業の解決策~種に焦点をあてた「ローカルフード法」
●「種子法」は廃止されるも、全国各地で県単位の「種子条例」の動き
●米の減反政策
●最も危機にある大豆。日本の種採り農家は苦境~グローバル企業の種に依存
●食の安全保障~ローカルフード法で、地域から日本を元気にする
●ローカルフード法案のポイント~種採りから地産地消で持続可能なシステム
●世界的に優れている日本の土や農法



●薬害エイズ裁判勝利~「薬害をなくす制度を作りたい」と国会議員になる

・1995年、19歳の私は実名公表し、東京HIV訴訟裁判に挑んだ。
・3500人の支援者と共に厚生省(当時)を取り囲み(「人間の鎖」)、マスコミにも大きく取り上げられ、翌1996年歴史的和解(実質勝訴)となった。
・世論が動き、政治が動き、和解に至ったおかげで、エイズの治療研究センターができ、エイズ治療が日本でもできるようになり、私は生き延びられた。
・「二度と薬害を繰り返してはいけない」「薬害をなくす制度を作りたい」という思いから、国会議員になった。
・薬は、病気を治すもの。薬で病気になってはいけない、命を奪われることがあってはならない。
・副作用と薬害は違う。副作用は分かっていて使うもの。薬害は害を知らされず安心だとだけ言われて使うもの。まさに薬害エイズはそうだった。

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