政経倶楽部【東京支部】第239回例会(朝食会) 1/9木 のご案内
日時:2025年1月9日 開会:AM 8:00~AM 10:00 (開場:AM 7:30)会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
「綜医學」に学ぶ志士経営者の心得 「生命力の高い会社が備えていること!」
■講演
林 英臣 氏 政経倶楽部連合会主席顧問・日本政経連合総研理事長
「綜医學」に学ぶ志士経営者の心得 「生命力の高い会社が備えていること!」
林英臣(はやしひでおみ)氏 プロフィール
昭和32年浜松市生まれ。松下政経塾一期生。東洋・日本思想家。林英臣政経塾塾長。松下幸之助翁の直弟子として「政治家天命講座」を主宰し、その指導の下、200名超の地方議員や9名の国会議員(元職含む)、約20名の首長など、有為の若手政治家が多数育っている。的確な将来予測は、時代を先駆ける経営者の指針とされ、論理的かつ情熱的な講義には定評があり、現代の吉田松陰や安岡正篤とも呼ばれる。
信条は、「人類の危機を救う根本思想家として生きること」。
著書は30冊を超える。最新著は『国是からはじまる新しい日本※原大本徹短編集3』。一般社団法人 綜學社やまとことば語り部養成協会綜主兼代表理事。
趣味は武道、空手道・合気道・柔道など計12段。
現在、高野山大学院生でもある。
http://www.hayashi-hideomi.com/
※4月開講「綜医學講座」については下記HPをご覧ください
一般社団法人 綜學社 やまとことば語り部養成協会公式HP
https://peraichi.com/landing_pages/view/kataribe/
・本日は「綜医學(そういがく)」というテーマでお話しする。
・「命の働き」という観点で会社を見直すことをしたらどうか、という話だ。
◆「人間の健康」と「会社の健康」には共通点がある。
→会社を生命体に置き換え、社員みんなで自社を考察してみよう!
神経と感覚、骨格と筋肉、免疫と防御、生殖と血筋(チスヂ)など
・「神経と感覚」。情報がちゃんと集まってきて正しく処理できるかということ。
・会社経営では、いかにして社員から必要な情報が集まってくるかが重要。
・ただ待っているだけでは集まらない。投げかけて答えを得ることが大事。
・その際は「何でも言ってくれ」ではなく、“具体的”に聞く。
・何を聞きたいのか、具体的に聞かないと社員は上司にものを言いにくい。
・問題点を指摘されたら、片方だけでなく、双方から聞くことが極めて重要。
・人間は感情の生きもの。信頼のおける部下の意見だけを「あいつがそこまで言うんだから」と信じ込みやすい。
・双方の意見を聞くと、違うところも見えて来る。
・双方の意見を聞くことが、会社を健康にし、生命体としてより活性化させる。
・松下幸之助は、各事業部や子会社に“経理社員”を配置し情報を集めていた。
・経理社員は、松下電器の一般社員とは別個に育てられる。
・経理社員は、事業部の経営陣として配属され拒否権を持っていた。
・これはまずい、と思えば拒否権を発動し、情報を逐一、松下幸之助に届けた。
・経理社員による情報網をもとに、松下幸之助は会社を統括していた。
・「骨格と筋肉」は、大和言葉では「クミ」。後述する。
・「免疫と防御」は、いかにリスク分散をはかるか、ということ。
・売り上げは、一社の得意先に集中させない。
・強みの一商品だけに頼らない。他社で同様品が出て来た時、弱くなる。
・リスク分散というと、欠点や弱点の対応を優先しがち。
・だが中長期的には、会社の長所、強みが崩れた場合の対応が大事。
・「防御」。法的対策は、今後、流動的な世の中になっていくので重要。
・「生殖と血筋」。どうやって事業継承をはかるか。
・会社として利益があがっていても後継者がいない、という問題だけではない。
・今日、会社を他社に売り渡すかたちで存続をはかることも盛んである。
・事業継承と次世代の育成は、会社の生命力を高めるうえで極めて重要な視点。
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