一般社団法人政経倶楽部連合会【福岡県支部】第6回例会

日時:2011年6月25日  開会:~ (開場:)
会場:中華菜館 福新楼
 

政経倶楽部連合会福岡県支部第6回例会

■講演:山田宏氏 日本創新党党首 前東京都杉並区長
「杉並改革とリーダーシップ 行革成功の要諦」

●菅首相は日本を貶める。不毛な今こそ志ある真のリーダーが旗揚げする時代
今、日本はリーダー不足だ。特に6月以降、菅直人という恥知らずの人間で日本は貶められている。リーダーたる者、退くときはスパッとやらないといけない。進退をはっきりしないから、今のままで行こうとする人と、次に行こうとする人でぐたぐたになる。永田町は機能していない。
 国会70日延長を決めてからの快活ぶりからして、菅首相は8月末の「脱原発」解散を決意したと私は見る。小沢グループは準備を始めている。日本がこんなときに解散をしている場合じゃない。
 「新エネルギー対策」で日本のエネルギー政策を見直すことは、私は賛成だ。しかし、誰もが「脱原発」と言っている今、あえて「脱原発」を掲げて延命・保身のために、日本を混乱に陥れようとする菅首相はとんでもない。
原発54基を次々稼働停止すれば、3年以内に30%電力不足になる。電力不足になれば、企業は海外移転せざるを得ない。トヨタが海外に出たら、中小企業はみな動く。日本の経済は大混乱となる。
そもそも去年11月に、菅首相はトップセールスてベトナムに原発を売り込んだ。今回、日本首相が「脱原発」と言い出したことで、ベトナムは不安がっている。菅首相は国際的な信頼というものを極端に悪化させている。
前首相が現首相をペテン師と言ったことは全世界に配信された。世界中の人々が疑心暗鬼となっている。鳩山と菅。二人のペテン師が日本の信用をどんどん貶めている。二人の合意内容もひどい。1に民主党を壊してはならない。2に自民党に政権を渡してはいけない。3番目にやっと大震災対策が出てくる。日本は落ちるところまで落ちるかもしれない。
しかし、こういうときこそ、リーダーの真価が表れやすいとも言える。新たなリーダーが生きやすい社会になった。今のような不毛状況であれば、各地でリーダーは旗揚げしやすい。リーダーは、哲学や志を持つことが最も大事だ。たとえ1000対1になっても、こういう国家を作るのだというぶれない志、気概があれば人は集まってくる。そういう時代になってきた。

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