政経倶楽部第73回例会

日時:2011年1月6日  開会:~ (開場:)
会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
 

挨拶 寒竹郁夫理事長

今朝の日経新聞「経済教室」欄の記事に共感した。
「世界の仕組みが変わる。欧米中心から全ての国が対等の時代になる。日本は価値観を変え、国力の基盤を固めるべきだ」という主旨だ。
 やはり、一番大切なのは安全保障の問題だ。それから、財政の再建だ。経済が弱いと安全保障にも影響する。例えば、TPP(環太平洋経済連携協定)で、日本をアピールしていけば、安全保障も有効に働くはずだ。
 中国が台頭し、米国が衰退している今、日米中のバランスを考えた戦略が必要だ。個人的には、日本海側にあくまでも専守防衛を前提とした軍事的自衛組織を配備し、機動的に活動できるようにしておくべきと考える。
 経済で支えて、しっかりとした安全保障を築いていかなければいけない。
今年は、このことを意識する年になると思う。

講演 日本創新党党首 山田宏氏「日本の勝負時」

年末年始、日本人は、クリスマスを祝い、除夜の鐘を突き、新年に神社にお参りする。キリスト教、仏教、神道と、宗教的に節操がないと言われるが、その視点は欧米的な判断だ。日本人は、“宗教は心を磨く砥石であり、宗教はそのための道具”と捉えている。それが日本人の宗教観、心の在り方だ。
 世界史的に見て、宗教が入ってくると政治勢力と結びついて血なまぐさい争いになることが多いが、日本では、一時的な摩擦があっても大戦乱はなかった。それは日本には神道の基盤があるからだ。
 世界を創造しているのは、唯一、天の神であり、その神が世界各地で形を変えて、釈迦、孔子、アマテラス、マホメッドになるという本地垂迹(ほんちすいじゃく)の考えで…

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