政経倶楽部【東京】第133回例会(朝食会) 1/7木

日時:2016年1月7日  開会:~ (開場:)
会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
 

2016年 日本政治の展望

■講演 井坂信彦氏 氏 衆議院議員 維新の党

「2016年 日本政治の展望」


【プロフィール】

1974年、政治家とは無縁の家系に生まれる。東京都出身、41歳。
京都大学総合人間学部卒業後、1999年、神戸市議に25歳で最年少当選。
2期目3期目とトップ当選。2009年、全国若手市議会議員の会会長に就任。
2010年、参院選に出馬。41万票を得るも次点で落選。
2011年、会社設立件数日本一(年間4000件)の行政書士事務所をゼロから
設立。2012年、衆議院議員初当選。
2014年、議員評価NPOより最高位の三ツ星受賞。2015年も連続受賞。
2014年、衆議院議員再選。維新の党政調会長を経て、本年1月より幹事長代理、
選挙対策委員長代理。国会所属委員会は、予算委員会、厚生労働委員会、消費者特別員会。選挙区は兵庫県1区(神戸東灘区、神戸市灘区、神戸市中央区)。
座右銘は「信・行・学(まず信じて行動し、結果から学び、次の確信を得る)」
林英臣政経塾一期生。



1月4日より第190回通常国会が始まった。本日は、通常国会がどういう動きになっていくのか、また、予算委員会等で、私が提案していきたいことなどについてお話したい。


●昨秋臨時国会が開かれなかったのは、与党の暴挙を許している野党の責任

昨年、臨時国会が一度も開かれなかった。戦後初の暴挙と批判されている。憲法53条には「衆参いずれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、臨時国会の召集を決定しなければならない」と明記されている。昨秋、野党は結束し、衆議院でも参議院でも四分の一以上の議員を集めて要求したが、ついに臨時国会は開かれなかった。明確な憲法違反だ。
だが私は、安倍総理が悪い、自民党の暴挙だと責任を求める気持ちはない。このような暴挙が許されてしまうのは、ひとえに我々野党に力がないからだ。すべて野党の責任と考える。
今の国政の状況は、圧倒的な多数の与党の議席があり、残り少ない議席を、民主党、維新の党、共産党ほか少数政党や無所属議員ら野党が分け合っている。その野党同志も議場で批判しあうという状況で、与党からすれば、大変やりやすい国会になっている。多少問題があっても、ちょっと野党に手をつっこめば野党同志が喧嘩しあってくれる、そんな状況に陥っている。

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