政経倶楽部【東京】第171回例会(朝食会) 3/7 木
日時:2019年3月7日 開会:~ (開場:)会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
情報技術革新が拓く日本の未来~ブロックチェーン革命と暗号通貨がどう日本を救うのか~…国債をマネーに変換する『松田プラン』など
■講演 松田 学 氏 元衆議院議員
松田政策研究所代表 元東京大学大学院客員教授
「情報技術革新が拓く日本の未来~ブロックチェーン革命と暗号通貨がどう日本を救うのか~…国債をマネーに変換する『松田プラン』など」
【松田 学(まつだ まなぶ)氏 プロフィール】
1957年生まれ。1981年東京大学経済学部卒業、同年大蔵省入省。
1981年東京大学経済学部卒、同年大蔵省入省、2012年衆議院議員、2015年東京大学大学院客員教授。
【現職】サイバーセキュリティや暗号通貨など情報技術を巡る政策提言活動に従事。松田政策研究所代表として、日本の危機管理、リスク管理、防災、ITや暗号通貨、財政金融などを軸に、未来の社会システムの構想、政策提案、発信活動などを展開。その他、大樹総研特別研究員、一般社団法人ドローンシティ協会理事長、バサルト株式会社代表取締役社長、横浜市立大学客員教授、言論NPO監事、国家基本問題研究所客員研究員、政策科学学会副会長など多数の役職。
【国会議員としての経歴】2012年衆議院議員に当選、日本維新の会・国会議員団副幹事長、次世代の党・政調会長代理、衆議院内閣委員会理事、財務金融委員、国土交通委員などを歴任。
【職歴】大蔵省に入省(大臣官房)後、西ドイツ・ボン大学研究所留学。霞が関では、大蔵本省、内閣官房、経済企画庁、国土交通省などで、マクロ経済政策、対外経済摩擦、税制改革、財政投融資、国際金融、証券取引等監視委員会設立、地方財政、金融危機対応、金融行政機構改革、国際的政策調整、個人情報保護法立案、税関行政など幅広く経験。地方勤務では、洲本税務署長、大阪国税局査察部長、成田税関支署長、横浜税関総務部長を歴任。その後、内閣官房内閣審議官、財務省本省課長などを経て、東京医科歯科大学教授(兼学長特別補佐)、(独)郵便貯金・簡易生命保険管理機構理事、預金保険機構金融再生部長など。2010年国政進出のため財務省を退官。
【近著】『サイバーセキュリティと仮想通貨が日本を救う』、『米中知られざる「仮想通貨」戦争の内幕』、『いま知っておきたい「みらいのお金」の話』
【ホームページ】http://matsuda-manabu.jp/
【ブログ】http://ameblo.jp/matsuda-manabu/
【E-mail】(松田政策研究所)matsuda@yd-con.com
【松田政策研究所ホームページ】https://matsuda-pi.com/index.html
●インターネットの次なる革命が、「ブロックチェーン(分散型台帳技術)革命」
今、インターネットの次なる革命として世界的に進行していく「ブロックチェーン革命」にどう向き合うか。ここに、日本創生の大きなヒントがある。
今日は「情報技術革新が拓く日本の未来」と題して、私の思いを伝えたい。
(※ブロックチェーン=インターネット上の複数のコンピュータで取引の記録を互いに共有し、検証し合いながら正しい記録を鎖(チェーン)のようにつないで蓄積する仕組み)。
●日本は課題先進国。だからこそ“新しいタイプの世界のリーダー”になれる
課題先進国(①超高齢化社会②国家財政③人手不足④災害大国)である日本は、“アジェンダ・シェイピング・リーダーシップ(世界共通の課題に対して解決すべきアジェンダを設定)”で、課題解決モデルを構築し、これに基づいて、世界の国々とコラボレーションできる力を持っている。
これまで世界史上こういうタイプのリーダーシップはなかった。覇権力としての軍事力、経済力とは違う、日本は新しいタイプの世界のリーダーになれる。
加えて、古来より日本は類まれなる豊かな土壌に恵まれ、「民」も「官」も共に「公」を支える思想を持ち、勤勉な民族性を持っている。
世界の範となる「自立」と「合意」と「和」の仕組みを創出する使命が日本にはある。情報技術革新時代に入った今こそ、日本の勝負時だ。
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