政経倶楽部【東京】第123回例会(朝食会) 3/5木

日時:2015年3月5日  開会:~ (開場:)
会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
 

河野談話・村山談話は白紙撤回すべきである

■講演 諸橋 茂一 氏 (株)KBM代表取締役会長

「河野談話・村山談話は白紙撤回すべきである」


【プロフィール】

昭和23年(1948年)石川県生まれ。石川県立大聖寺高等学校卒。
昭和45年、諸橋樹脂工業を設立(22歳)。社名変更を経て、現在、建設・土木業で石川県業界第2位(株)KBM代表取締役会長。
「教育を考える石川県民の会」会長、「新しい歴史教科書をつくる会」理事、
「全日本ウレタン・アスファルト・FRP工事業協同組合」理事長、「勝兵塾」事務局長、「小松基地金沢友の会」事務局長、「アパコーポレートクラブ」副会長他、数多くの公職等を務める。
スポーツも堪能。昭和58年、59年に、石川県パワーリフティング大会60㎏級第1位。昭和57年、58年には、北信越パワーリフティング大会60㎏級第3位。
平成元年~10年にはフルマラソン完走(ホノルルマラソン8回含む)。
平成19年、「日本の国益と名誉を大きく貶めている」として、「河野談話」と「村山談話」の正当性を問い、河野洋平元自民党総裁を東京地裁に提訴。
また、村山富市元首相を東京地裁に提訴、最高裁まで争う。


●会社は人生道場。仕事の基本210箇条。経営者は社員を育てる使命感を

 私は、昭和45年、22歳でわが社を独立創業してから、今年で45年目になる。
この間、倒産寸前の経験も幾度となくあった。倒産寸前の断崖絶壁で踏みとどまれたのは、最後まで諦めなかったことにある。
その経験を踏まえて、仕事の基本を210箇条にまとめた。会社は人生道場であり、社業を通じて人間的成長をめざし、国家、社会に貢献を果たす場である。ならば一日一日を学びの心を持って何かを学び取らなければならない。
 わが社には柔道場がある。全ての基本は清掃にあるという考えから、社員は毎朝6時20分に出社し、まず、各自の分担により、道場、トイレ、階段、廊下等の吹き掃除をする。真冬の冷たい水での雑巾絞りは辛い面もあるが、人間は辛いことで己が磨かれる。
210箇条のいくつかを紹介する。
・感謝する心が喜びの一切の源泉である。感謝の心を大切に。
・今日という日は再び来ない。全力を尽くしておけば悔いはない。
・悔いなき一日一日を積み重ねる事が、悔いなき一年に、悔いなき一生に繋がる。
・建築物は国家、社会の大きな資産である。当社はそれらの建築物に対する、調査、診断、防水、塗装、耐震補強等、関連工事を通じて、我が国の建築物の安全性の保持を図り国家社会に貢献を果たし続ける。
 等々、人生の基本、社業の基本を文章化している。文章にして、繰り返し唱和することで、潜在意識の中に深く刻み込むことが大切だ。
 清掃後、準備体操、スクワット、腹筋等のトレーニングをすると共に、この仕事の基本を毎朝10箇条ずつ唱和している。その後、仕事に関する話をしてから、仕事に入る。早朝から仕事が始まるが、夜も、自主的に皆遅くまで働いてくれている。よく言われる、2:6:2の法則というのがある。社員のうち2割は素晴らしく、6割は普通で、2割はどうにもならない社員という説だ。しかし、弊社は10:0:0だ。皆が素晴らしい。これは経営者の持って行き方一つだと思う。普通のことをしていては、2:6:2になるかもしれない。真剣に社員を少しでも素晴らしく育てようと強い使命感を持てば10:0:0になる。
経営者は強い使命感を持たねばならない。ましてや、国家の指導者たる政治家はなおさらである。しっかりとした歴史観と国家観を持たねばならない。それがないと、ものの見方も捉え方も中途半端で狭くなってしまう。


●日本は125代の皇室を戴く世界一尊い国。まず、ここを認識し誇りを持とう

 では、日本はいかなる国なのか。皇紀2675年、125代続く天皇を戴き、世界一歴史の長い尊い国である。この偉大な事実を、まず、自分自身が認識をして、大いなる自信と誇りを持たないといけない。
日本の素晴らしさを示す事例は、いくらでもある。
・法隆寺は世界最古の木造建築物(607年)。
・東大寺は世界最大の木造建築物(758年)。
・仁徳御陵は世界最大のお墓(5世紀)。
・東京、千葉、埼玉、神奈川は規模もレベルも世界最高の都市圏。
 (電車ダイヤは正確、街にゴミは落ちていない等)
・江戸期も、人口120万の世界最大都市で綺麗な町だった。(当時のパリなどは道路に汚物が落ちているのが普通だった)等々。
 私は、世界約30か国を回ってきて、つくづく日本は素晴らしい国だと実感している。しかし、多くの日本人は、日本の素晴らしさも真実の歴史も知らない。

※続きは会員専用ページでご覧いただけます。