政経倶楽部【東京】第205回例会(朝食会) 3/3 木 のご案内

日時:2022年3月3日  開会:AM 8:00~AM 10:00 (開場:AM 7:30(※Zoom待機室開放:AM7:45))
会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
 

国会議員、2期目の挑戦に向けて

■講演 石井 苗子(みつこ)氏 参議院議員 日本維新の会 全国比例区
 
「国会議員、2期目の挑戦に向けて」



【プロフィール】

1954年2月東京都生まれ。私立山手学院高校卒業後、単身渡米、ワシントン州立大学から上智大学に編入。卒業後は水産庁外郭団体で日米漁業交渉の同時通訳を務めた。
その後、テレビキャスターを経て女優に転身したが、難病を患う妹のケアのため43歳で聖路加看護大学に入学、看護師・保健師の資格を取得し卒業、東京大学大学院に進学し、博士課程を経て2008年に同大学保健学博士号を取得。
2011年東日本震災被災住民医療支援団体「きぼうときずな」を設立、現在もその活動に従事している。
2016年(平成28年)参議院議員選挙に全国比例で出馬し初当選。
環境委員会理事、法務委員会理事、決算委員会委員を経て、現在、厚生労働委員会委員。
議員活動の傍ら、聖路加国際大学研究員、日本大学医学部付属病院心療内科非常勤を務めた。
近著に『病と向き合うことは自分を育て治すこと』『保健師のための被災支援ガイドブック』『来たれ、女の政治』がある。https://ishiimitsuko.com/ 



講演要旨

・女性政治家を増やしたい。増えなければ、政策がすすまない
・コロナ政策には政治的思惑(補助金等)がある。保健学的には5類が当然
・ワクチンは重症化を防ぐもの。打っても人に感染する
・健康な子供のワクチン接種は不要。基礎疾患のある子供は医師の下で接種を
・「維新八策」(日本維新の会の政策提言)身を切る改革、規制改革、等
・日本人の国防意識を高めよう。ウクライナ人の国防行動が世界を動かした



●新刊『来たれ、女の政治』は、若い女性に議員になってほしくて書いた

2016年に国会議員になり、あっという間に5年半が過ぎた。日本維新の会は、人数が少ないので、多くの委員会を担当し、多くの質疑にも立ち、経験を積んだ。 だが、まだまだ、言いたいこと、やらねばならないことがある。それには、ついてきてくれる女性議員が必要だ。そのために私はこの本を書いた。
日本の国会では、9割強が男性議員だ。あまりに、女性が少なすぎる。女性議員が少ないために、さまざまな政策が進まない。長年、実現できないでいる。
若い女性の職業選択の一つに「政治家」があってほしい。一人でも多くの女性が政治家を志してほしい。切に願っている。


●コロナ対策の矛盾。5類にして治療優先にせよ。医療崩壊より経済が崩壊に

私は保健学の専門家であり、政策の一つが「データに基づいた医療政策」だ。政府のコロナ対策には、おかしいものが多々ある。
その一つが、「なぜ未だに1、2類相当で、5類にしないのか」ということだ。保健学的には、5類におろすのは当たり前。本来の1、2類とは、「感染症で人がバタバタ死んでいき、隔離しなければならない」というレベルのものだ(ペスト、エボラ出血熱等)。コロナが、1、2類のままなのは、政治的な思惑があるからだ。

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