政経倶楽部【東京支部】第233回例会(朝食会) 7/4 木 のご案内

日時:2024年7月4日  開会:AM 8:00~AM 10:00 (開場:AM 7:30(※Zoom待機室開放:AM7:50))
会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
 

日本人最後のファンタジスタ・笹川良一を語る

■講演 笹川 能孝 氏 (一社)笹川経済支援機構理事長
    
    河合 保弘 氏  作家/司法書士 


「日本人最後のファンタジスタ・笹川良一を語る」

  共著:『非暴力&非服従の人 笹川良一物語 日本人最後のファンタジスタ』



【笹川 能孝 氏 プロフィール】

1968年生まれ。昭和時代に活躍した政治・経済・芸術の怪物たちから様々な薫陶を受けた「笹川第三世代のスポークスマン」。また、企業経営者の「対話人」として20年にわたり中小企業振興、地域振興に取り組む。笹川良一の弟、春二の孫にあたる。


【河合 保弘 氏 プロフィール】

1958年生まれ。東京都江東区で、作家/司法書士として活動中。平成5年司法書士登録。信託法改正以降は、信託制度に着目、未来信託の組成支援、関連する講演と出版に注力。小説10作を含めて著書は30作以上、講演は通算1000回超。



【笹川 良一 氏 プロフィール】(政経倶楽部事務局調べ)

1899年(明治32年)大阪の造り酒屋に生まれる。
1995年(平成7年)没。享年96歳。実業家。投資家。
高等小学校を卒業して上京。各務原飛行第2連隊に入隊し上等兵で退役する。  故郷の豊川村、村会議員を経て、1927年(昭和2年)雑誌『国防』を創刊。
1931年(昭和6年)政治結社、国粋大衆党を設立し総裁となる。
1939年(昭和14年)にはローマに飛び,ムッソリーニ首相と会見し、その後、ドイツ視察を行う。
第二次世界大戦中の1942年(昭和17年)に行われたいわゆる翼賛選挙では、
東條内閣の政策に反対の立場で、立候補、当選して衆議院議員を一期務めた。
この頃には既に、重光葵や岸信介、安岡正篤とも親交があったとされる。
第2次世界大戦後A級戦犯容疑者として3年間収監された(巣鴨プリズン)。
公職追放解除後は、競艇事業に乗出し、1962年(昭和37年)には「日本船舶振興会」(現・日本財団)を設立して会長に就任、年間 600億円という巨額の補助金を背景に、政財界に隠然たる発言力を保持し続けた。
船舶振興会のテレビコマーシャルにみずから出演して唱えた「一日一善」は
1976年(昭和51年)の流行語となった。
※笹川良一氏インタビュー動画 昭和53(1978)年頃 米・デューク大学
Ryoichi Sasakawa Interview (youtube.com) 全編、約2時間


●出版経緯『非暴力&非服従の人 笹川良一物語 日本人最後のファンタジスタ』

・来年2025年は昭和100年。国民の意識の大きな転機となる年に向けて出版。
・昭和史をきっちり見直さなければいけない。そのシリーズの一環。
・河合保弘歴史三部作①カイザリンSAKURA(後桜町天皇を主人公としたファンタジー)②笹川良一物語(今回の共著)③南北朝異聞・碧鏡(みどりのかがみ)
・ターゲットは若者。日本近現代史をあまり知らない若者が本書を機に、歴史に関心が持てるよう明るい元気な本。
・イデオロギー抜き。宝塚歌劇調のファンタジー仕立て。狙いはビジュアル化。
・挿絵は20歳の女性画家おさめしらす氏を起用。笹川良一の写真のみで作画。
・「ファンタジスタ」とは、イタリア語が語源。機知やユーモアに富んだ役者や、天才的なプレーを見せるサッカー選手に対する賛辞として使う言葉。
・本書では、笹川良一はじめ、当時のファンタジスタたちが登場する。
・「非暴力&非服従」。笹川良一は生涯いちども暴力を振るわなかった。誰にも服従しなかった。第二次世界大戦の最中、大政翼賛会に服従せず、超党派同志で国会議員にまでなった。

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