一般社団法人政経倶楽部連合会第109回例会
一般社団法人政経倶楽部連合会第109回例会
平成26年1月9日(木):ルポール麹町
■講演 林英臣氏 政経倶楽部連合会主席顧問・日本政経連合総研理事長
「佐藤一斎~幕末の志士3千人の師、その教え方と育て方」
■吉田平理事長 挨拶
新年初例会に50名もご参加で有難い。林塾からも多数ご参加いただいている。
年末年始に林英臣先生の「やまとことば伝説」を再読し、「古事記に見る志の大切さ」に感動した。古事記では、“序文→宇宙の成り立ち→国土の育成に続き、まず“大事忍男神(おおことおしおのかみ)”という大事業推進の神が現われる。その後に建物、水、風、木、山、野、火など各種生活のための神々が生まれる。つまり、最初に大事業推進の神が登場することで、「何のために物事を成してゆくのか」という理念が示されている。この先生のご指摘に改めて感銘を受けた。
本年10周年を迎える政経倶楽部も、志を大切にこれからもがんばりたい。
■谷口郁子(たにぐちふみこ)東京支部長 挨拶
新年早々、林先生にご講義を賜ることができ大変ありがたい。
また本日は、行徳哲男先生、齋藤弘前山形県知事にもご参加いただいている。
当会は今年10周年を迎える。学ぶ、伝える、育てる。この3本の活動目標で皆さんと共にいっそうの努力をしていきたい。
本年、私共の医療・介護福祉業界では、診療報酬改定、薬価の改定等があり、加えて消費税導入で様々なことが起こる。弊社はそれに対抗すべく新ビジネスモデルとして、新たにコンビニとコラボレーションした薬局を1月に新橋にオープンした。時代に合わせた新しい薬局スタイルを確立すべく邁進する所存だ。
私は、第99回例会で講演した折に、林先生からいただいた言葉を一生の宝としている。今日も皆さんの心に響くたくさんの言葉がいただけると思う。
■近藤昌之副理事長 謝辞(林先生講演後)
感激した。正月早々、林先生から、大きな徳と勇気をいただいた。
佐藤一斎のお話を聴きながら、命の目的とは何であるのかを考えた。
この地球上において40億年続いている命の相続。その中で、私たちは、何のためにこの時代に生を受けたのか。それはやはり、自分の力を全うし、時代を一歩進めるためだ。
私たちは、時代を一歩進める行動をし、人を育てていく。行動をやり続け、やり遂げ、突き抜けていく。その思いを新たに確信した感動の講義だった。
林先生、どうもありがとうございました。