一般社団法人政経倶楽部連合会 東京第168回・千葉県支部第96回合同例会
一般社団法人政経倶楽部連合会 東京第168回・千葉県支部第96回合同例会
平成30年12月1日(土):ルポール麹町
■講演 加地(かじ) 伸(のぶ)行(ゆき) 氏 評論家・文学博士・大阪大学名誉教授
「日本よ、真の自立国たれ!~『論語』を通じて語る日本創生」
■挨拶 吉田平 理事長
今年最後の東京千葉県支部合同例会に、大勢ご参加いただきありがたい。
当会は、東京、千葉、名古屋、大阪、広島、九州と6支部体制で活動しているが、加地伸行先生には本年5月、大阪支部でご講演頂き大変感銘を受けた。東京でも是非ご講演頂きたいとご依頼し、本日、大阪からお越しくださった。
本日、加地先生は、日産ゴーン会長事件についての本質も聞かせてくださるとのことで楽しみだ。経営者さえよければいいという考えは、日本人にはない。当会も「共生文明の創造、高徳国家の建設、公益経済の確立」の理念を掲げ、政経一体で日本をよくしよう、という思いで活動を続け、来年で満15年となる。
本日は、和田政宗参議院議員、井上幸彦元警視総監にもご参加頂いている。
皆さんと共に「日本創生」に向けて学びを深めたい。
■挨拶 谷口郁子 東京支部長
今年5月、私も大阪支部での加地先生のご講演を聴き、東京講演を切望した。本日は、念願が叶い大変嬉しい。
加地先生は、儒教からの英知をもとに思い温めている政策を多数お持ちだ。例えば、介護問題をポイント制で解決する政策だ。「今の中学生以上がボランティアで介護現場で社会奉仕をし、1時間1ポイント貯め、自分が高齢になった時、公的介護とは別に貯めたポイントを使いボランティアの介護が受けられる」というものだ。介護の仕事に携わる私も、大変素晴らしい政策だと思う。
加地先生は、今年5月『月刊WiLL』で安倍総理と対談された。「国難だ」と言い続けていらっしゃる安倍総理に提言されるという興味深い対談記事だった。 安倍総理から「なぜ中国哲学をご専攻とされたか」という問いに、加地先生は「人のやったことのない学問をしてみたかった」「中国の思想を学べば日本人とは何かを追究できる」と答えられた。実に奥深いお答えだ。
今日は皆さんに注意点がある(笑)。加地先生のお話は、ユーモア満載なので、お腹が痛くなってしまうかもしれない、しわが増えてしまうかもしれない(笑)。
本日も、学ぶ、伝える、育てるで参りましょう。懇親会もお付き合い下さい。